ヒット カウンタ

10人組手を終えて

Suehiro君は、年は若いのですが会社を経営しており、「痛風」を持っているという貫禄ぶりです。
現ロボコップ夫人のKohiさんとはいつも組手になると顔面を蹴り合うといった天敵同士でもありました。
(現在は違います)
体は決して大きくはないのですが、研究熱心で、「顔面あり」の散打大会に出場するなどチャレンジ精神も旺盛です。
今回は過酷な海の合宿で念願の10人組手を達成し、はれて黒帯を締めることになりました。

 


Suehiro 初段
世田谷道場
会社経営
2005年9月27日

10人組手で感じたことは、「仲間のありがたさ」です。
こんな言葉が出てきて自分自身ちょっとビックリしたのですが、一番感じたことです。

まずは、対戦相手。
入門時期が同じで一緒に稽古してきた人たちや、続いて道場以外でも親睦を深めている人たちが
入れ替わり立ち代りでてくるので、ちょっとした走馬灯のような感じでした。

次に声援です。
これは、想定外でした。
8人目から体が重くなり、あと3人も黒帯がいると思うと心底「いやだなぁ」という感情が湧きました。
心が折れかかっていたのだと思います。
そんな気持ちで組手をしていると、体は疲れているけど頭だけがクリアーになって
鮮明に回りの声援が聞こえる状態になりました。
しかも、この声は、あの人。その声は、あの人。と聞き分けれるくらいはっきりしていました。
このときの力の入った声援を聞きながら「ありがたいなぁ」と思い、最後までプラスに考えることができました。

最後に、10人組手が終わったあとによろこんで迎えてくれたことです。
10人組手が終わった後、自分のことの用によろこんびながらタオルが置いてあるところに導いて、
冷たいアイスノンやスポーツドリンクなど渡してくれて「おつかれさん」と迎えいれてくれたので
ついつい甘えていまい、倒れ込んでしまいました。

自分の10人組手は、一人では達成できなかったと強く思いました。
情報交換をしたり、組手を通じて教えてもらったり、気づかせてもらったり、試したり、試されたり、
お酒を飲んだり、その他様々な道場以外での活動などがあって達成できたのだと考えています。

本当に、皆さんありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします。

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