現空研は基本部を全面的に見直し新会員を募集いたします。
従来の基本部を今までより範囲をより拡大して社会人がより手軽に空手を始められるシステムに拡張しました。
基本部のコンセプトは、空手の基本技の習得に重点をおきフルコンタクトなどの激しい組手は行わずに空手道の基本を習得するというものです。
対象は仕事柄激しい運動はできないとか、体に一定の障害がある方、あるいはしばらく運動から遠ざかっていて体力に不安のある方、昔空手の経験はあるのだけど長い間ブランクがあり復帰に不安がある方などです。
運動不足の解消やストレス発散のためといった方も大歓迎いたします。
ただ誤解していただきたくないのは基本部は初心者部ではない、ということです。
勿論初心者が多くを占める事は想定していますが、しばらく現役をしりぞいていた復帰組みのベテランも対象だということです。稽古自体は同じレベル、内容で技術レベルに関しては一般部と全く遜色ありません。
基本的な稽古メニューと昇級・昇段審査の違いを列記します。
(※ 当ホームページで旧基本部に関する記述で内容が最新に更新されていないものがあります。このページが最新情報です。)
一般部 | 新基本部 | |
対 象 |
一般の社会人・学生 実戦的強さを追求したい方 武道経験者 |
一般の社会人・学生 運動不足・健康増進が主目的の方 シニア世代の方 激しい運動を制限されている方 経験者だけどブランクがあって、とりあえず再開したい方 |
稽古内容 |
柔軟 基本技 自由組手 乱取(フリースパー) 関節技 棒術その他 |
柔軟 基本技 自由組手は原則として行いません。 乱取(フリースパー) 関節技 棒術その他
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昇級・昇段審査 |
受審資格 入会後3ヶ月以上経過している事 原則として4級からの審査になります。 初段の昇段審査にはフルコンタクト2分間の10人組手が必須です。 |
受審資格 入会後3ヶ月以上経過している事 原則として6級からの審査になります。※1 初段の昇段審査は形と基本技で行います。※2 |
※1 経験者や再入会の方は一般部の資格に準じて4級からの受審が可能です。
過去に現空研で取得した帯は現時点でそのまま生きます。
※2 基本部と少年部の黒帯は段位を表すラインの色が銀色になります。一般部(10人組手完遂者)は金色のラインになります。
基本部に入会するには ⇒ 入会までのフロー
Q&A
Q
学生時代はバリバリやっていて有段者でしたが就職してからはぱったりと止めてしまい、今は全く運動らしてい運動はしていません。
基本技などは覚えていると思いますが、慣れるまでは組手はちょっと怖い気がしています。私は一般部と基本部どちらが適しているでしょうか。
A
最初は基本部に入会されるのも良い方法です。
まず基本部で数ヶ月体を慣らしてみて、一般部の稽古の様子などを見てこれなら大丈夫と思った時点で一般部に変更されたら良いと思います。
Q
体に障害があり、強打を受けることが医者に止められています。空手を続ける事は可能でしょうか。
A
障害のレベルによりますが、一般のスポーツなら可能というお医者さまの診断であれば基本部での稽古は可能だと思います。
個人個人で状況は様々だと思いますので個別にお問い合わせ下さい。
見学申し込み この中の「その他ご質問や連絡事項」でお問い合わせできます。
Q
一般部に入会したあと基本部に変更することは可能でしょうか。
A
勿論可能です。昇級・昇段審査に関しては、入会期間の計算はどちらの所属していても同様に計算し、審査を受ける時点でどちらに所属しているかで受審資格が決まります。
Q
乱取(フリースパー)とはどのようなものですか。
A
いわゆるスパーリングと呼ばれるもので、フルコンのようにガチンコで当てるのではなく、力を抜いてお互い当てないで組手をやりあうものです。
初心者相手に熟練者が指導を行う場合はまずこれからはじめます。
Q
基本部で黒帯を取ったあと、一般部の黒帯を取りたいときは方法がありますか。
A
基本部の黒帯はいつでも一般部の黒帯を取る資格があります。
一般部と同じ昇段審査を受けることになり、10人組手の完遂が必要となります。
Q
一般部で黒帯を取ったあと基本部に変更する場合は黒帯のラインの色は変わるのですか
A
変わりません。一旦取った帯は永久に変わりません。帯は空手の修行中に達成できたある時点での成果を現すもので現時点のランクを指すものではありません。相撲の番付やボクシングのランクとは根本的に思想が違います。
メニュー更新日 2009/03/05