第16回現空研空手道大会　入賞者

 

2025/04/29

 

 

集合写真

 


開会の辞

 

 


ルール説明

 

 


審判、採点の確認

 


準備

 


準備

 


試合前の準備運動

 

 

運営


会長 園田 康博

補佐 園田 いずみ 二段

 

主審


師範 中鉢 聡 七段

 

 

スコア表示担当

 

池田 知弘 三段
大野 庸慈 二段

 


入賞者　

一般部軽量級

優勝　　森田 ヒカル 四級
準優勝　池内 公 一級
第三位   小林 竜太 六級(新宿空手クラブ)
　

一般部中量級

優勝　　園田 剛士 三段
準優勝　水尾 佳弘 三段
第三位　杉山 直也 二段

壮年部中量級

優勝　　森川 則明 三段
準優勝　末松 亘 三段
第三位　鈴木広司 四級(新宿空手クラブ)
　

一般部重量級

優勝       二戸 健吾 四段
準優勝    内田 雄豪 三段
第三位    半浦 龍樹 二段

壮年部重量級

優勝　　日辻 信之 二段
準優勝　加藤 剛 五段(剛柔流稜風館)
第三位　斉所 洋二 二段

無差別級

優勝　　園田 剛士 三段
準優勝　二戸 健吾 四段
第三位　森川 則明 三段
第三位　日辻 信之 二段

各賞

最優秀選手賞

園田 剛士 三段
日々の地道な訓練の積み重ねが感じられる。また的確な状況判断と相手の特性に応じて自分有利なポジションをとるといった総合的な試合の組み立て力といったものも昨年より増しており今年は最後まで危なげない試合運びで無差別級を制することができた。

最優秀技能賞

水尾 佳弘 三段
前蹴りを有効に使い上段突で決める得意のパターンを随所に見ることができた。また多くの技をだす前の予備動作が少なく相手にとってはやりにくい。様々な技が高度に洗練されてきて、毎年進化が見られる。

最優秀組手賞

森川 則明 三段　対　末松 亘 三段
壮年部中量級の決勝戦においての両者の試合はきわめて高いレベルの試合となった。
基本上段突の応酬であったが森川三段の上段前蹴や踵落しといった大技もみられ、大変興味深い展開となった。

優秀組手賞

内田 雄豪 三段　対　日辻 信之 二段

無差別級の二回戦でのこの試合は大変面白い展開となった。体重106kgの 内田三段と 78kgの日辻二段という無差別級ならではの組み合わせでもある。
日辻二段は技の切れ味には定評があるが゛相手の内田三段も体重があるだけではなくスピードや技の鋭さ重さも一級のものを持っている。
内田三段のパワーを生かし、しかもスピードのある連続技をいなしながら日辻二段はカウンターで攻撃の端緒をつかんで攻勢に転ずる、といった攻防で手に汗握る試合となった。
 

技能賞

池内 公 一級
無差別級の試合では今回最優秀組手賞を取った末松三段に二段蹴で攻めるなど、随所に的確な蹴り技をみせる活躍をした。

敢闘賞

森田 ヒカル 四級
入門して日が浅く4級を取得したばかりなのだが一般部軽量級で優勝し、さらに無差別級でも重量級優勝の二戸四段に最終的には判定負けを喫したものの延長戦にもつれ込む善戦をした。
その活躍は十分敢闘賞に値する。

総評
今年は板張りの武道場であったので寝技や関節技は禁止という立ち技主体の現空研ルールで行われた。
このルールは本大会では珍しいが、最近は道場で畳みが使えない環境が殆どになったのでルールとしては皆通常稽古と同じで違和感は無かったと思う。
実戦においては環境は様々であることを考えれば、どのようなルールであろうと対処していくというのは武道の目指すべき道でもある。
そういった意味では皆良く対応できていたと思う。
今回は時々出稽古でご一緒する新宿空手クラブの方々も参加されたが、出稽古に来られた当初からみれば各段の進歩を遂げられており、次回の大会がまた楽しみでもある。
こうした大会で勝利することは武道家にとって最終目的ではない。試合とは試し合いということであり、いざという時のための自己鍛錬の手段の一つに過ぎない。
しかしこうした試合に多く出場することで通常の道場稽古では経験できない緊張感や高揚感を感ずることもできる。また一試合で消耗するエネルギーの量も経験者で無ければわからない。
自己鍛錬にとってはまたとない舞台であり手段でもある。
今回の大会に出場した会員及び関連道場の方々、今回は出場できなかった方々も含めてともにこれからも研鑽を積んでまいりましょう。

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