平成23年度夏期合宿 その3 宴会

2011/08/21

夜はお待ちかねの宴会です。

今回は正直少し暗い宴会になるのではと予想していました。

 

それは二人の軽量級の10人組手が揃って完遂する可能性は低いのではという心配があったからです。

へたすれば10人組手完遂者がゼロという状態での宴会もあり得たわけです。

 

「結果は気にするな全力で事に当たることが大切だ」とは常に言っていますし、この言葉に嘘偽りは全くありません。

しかし、失敗するより成功したほうが気持ちが良い事は当然のことです。

 

失敗した場合の完敗ではない乾杯の挨拶は何と言おうかなとかふと思ったりしていました。

結果は何と両名とも見事な完遂です。

 

当然しゃべりの口調も軽くなりますし全員の雰囲気も明るいものになります。

仕事の都合で昼の審査には間に合わなかったKin3段も仕事が終わって駆けつけてくれ宴会の途中から参加して多いに盛り上げてくれました。

 

Oyama初段差し入れの珍しい焼酎にSaisyo初段差し入れの有名焼酎も加わり、私も久しぶりに酒漬けになりました。

自己紹介も今回はたっぷり時間をかけることができましたのでなかなか道場では聞けない面白い話のオンパレードとなりました。

 

一方、今回は国難とも言える東日本大震災の傷がまだ癒えない状況で、現空研会員の中の警察、消防関係者の生々しい話や悲しい話も聞くことができました。

また、ボランティアで被災地に手伝いに行った会員の話もあり、あらためて地震の恐ろしさや被災地の悲惨な状況を思い知らされました。

 

また、急遽参加したサカ坊も昔暴走族で暴れていた頃の話や、今日は参加メンバーに警察関係者はいないと確認して安心して参加したのに、来てみると昔の宿敵警視庁のロボコップ師範が急遽参加で来ているのにビックリした話や、今や時効となった昔のエピソードなどを織り交ぜて皆を爆笑の渦の中に引き込んでいました。

 

その他私の息子に本をプレゼントしてくれその理由の話など大変嬉しく思いました。

サカ坊だけでなくNakabachi筆頭師範はじめ現空研には暴走族出身者(?)は少なくありません。

 

一方、彼等を取り締まる立場の警察官も多く、学生会員の中からも時々新人警察官が誕生しています。

昔は敵対関係にあった者でも昨日の敵は今日の友。

 

過去を清算して現在真面目な社会人となっていれば過去にこだわる必要は全くないのです。

共に武道にいそしむ仲間です。

 

 本日の稽古・審査の達成とこれからの現空研の発展を祈念して乾杯

 

右は伝説のサカ坊

 

乾杯前のお話(早く終わって欲しい)

 

緊張と笑いの自己紹介タイム。 一番手は一家で参加のTakagi二段。

 

二番手Namekawa二段も普段は聞けないお子さんの話もユーモアたっぷりに交えて楽しかった。

 

Oyama初段の差し入れの美味い焼酎をお酌してもらうサカ坊。

 

途中参加のKin三段がSaisyo初段差し入れの焼酎を開ける。

 

本日見事10人組手を完遂したGoto君(左)とTakamori君(右)を讃える。

 

本日昇級審査組手を完遂した4名も皆に紹介される。

残念ながら1名が形審査で不合格となり、あと一度だけチンスがある再審査に望みます。

しかし一番の関門組手審査に合格したので形審査には絶対合格してください。

左よりYokozeki君、Sugiyama君、Sinozaki君、Kumagai君

 

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