平成22年度夏期合宿顛末記 その1

2010/09/10

平成22年度の夏期合宿は厳粛の中にも楽しい、しかし大小さまざまな事件(?)も混在する忘れられない合宿となりました。

 

何と言っても、印象深いのは合宿の花10人組手と15人組手です。

今年はその顔ぶれの多彩さに特徴があります。

 

10人組手においては下記の5名が完遂し、基本・形審査も合格し初段を獲得しました。

Hayasi  初段
Eguchi  初段
Okosi   初段
Tasiro    初段
Nakagawa 初段

 

Hayasi初段は入門は2003年ですから、黒帯取得まで7年かかった事になります。

しかし、この7年間の中には転勤で関東から離れたために審査を受ける機会が無かった期間が長かったためです。

 

もともと、格闘センスも精神力もずば抜けた物を持っていて入門当時から我孫子道場では目立つ存在でした。

名前が私と同じ(漢字は違うけど)ということもあり良く覚えています。

 

しかし、その彼が長い休会の後再び戻ってきて復会したのです。

そして復帰するやいなやあっと言う間に技術を取り戻し、さらに上達していきました。

 

そしてとうとう10人組手のチャンスを掴み目黒道場でチャレンジすることになったのですが・・・・・・・・・

運命とは過酷なものです。

 

順調に調整を進めている最中にこんどは互いに悪意のない不慮のアクシデントでかなり重症の怪我をしてしまいます。

またしてもチャンスを目の前にして延期せざるを得ない状況に陥ったのです。

 

しかし、こうした幾多の障壁を乗り越えついに今回の合宿チャレンジにこぎつけました。

今年の合宿の参加者は特に強豪が勢ぞろいしました。

 

彼の10人組手の対戦者は

  1. Endo 初段 第3回現空研大会壮年部部中量級準優勝

  2. Cyokko 初段 第1回現空研大会会一般部中量級3位

  3. Horikomi 初段 第3回現空研大会一般部中量級優勝

  4. Orikasa 初段 第3回現空研大会一般部軽量級準優勝

  5. Suzuki(R) 2段 第2回現空研大会無差別級準優勝

  6. Suehiro 初段 第1回現空研大会会一般部軽量級優勝

  7. Ando 初段 我孫子道場の実力者

  8. Suematu 初段 第2回現空研大会一般部軽量級準優勝

  9. Nito 2段 第2回現空研大会無差別級優勝

  10. Eguchi 1級

という最後の10人組手挑戦者同士の対戦を除いて全員黒帯、しかもその中には屈強の2段が二人、そして今回2段に挑戦する強豪が二人というとんでもない布陣です。

調べてみるとその殆どが現空研大会の入賞者でした。

 

それほど今回の参加者は生え抜きが揃っていたことを意味します。

そしてこの激暑の中で行われた10人組手です。

 

それを見事に完遂し、勝ち取った黒帯は頑張った自分を客観的に証明する宝物です。

Hayasi初段はこの強豪達と戦って勝ち取った黒帯を誇りを持って所持し、更に上を目指して欲しいと思っています。

 

 

Hayasi VS Orikasa                                           Suzuki(R) VS Hayasi

 

H

Nito(兄) VS Hayasi

 

つづく

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